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2006年5月 5日 (金)

子どもの日に想う

 先日、ある息子さんがお父さんをつれて治療に来られた。聞けば埼玉から連休を利用して帰ってきて、田舎に住むお父さんの坐骨神経痛を治療したいのだという。うちのことはインターネットで調べて予約を入れてきた。病院へは通っていたが湿布と飲み薬しかもらえず、痛みも治まらない、お父さんだけの情報ではどんな治療をしたらよいのかわからなかっただろう、それを聞いた息子さんが調べてうちにつれてきたのである。今の世の中、親が子を殺し、子が親を殺すなんてことがニュースで頻繁に聞こえてくる。そんな中で遠く離れたところに住ながらも親のからだを気遣い治療に連れて来られる方もいらっしゃる。大切なのはまちがいなく 「愛」 だよね、愛は目に見えないけれど、献身や奉仕そして今自分にできる事で表現できる。ぼくはその息子さんに愛を感じた。感じたら俄然エネルギーも沸いてくるし、治して欲しいという気持ちがまた自分のパワーにもなる。治療後は痛みと不快な症状も治まり、通ってみると言っていた。息子さんはその後バス停へ行って行き帰りの時間をお父さんの為に調べていた。

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