師走です。
この冬、毎朝の日課に、治療院に置いたおかろ(火鉢)に火を入れる作業が加わった。なかなかこれが炭の位置関係といい距離といい奥が深いかもしれない、ありがたいのは、真鍮製の五徳やこて、火箸をおばあちゃんが残してくれていたことです。まだ蔵の中に欅でできた火鉢がねむっているのでそのうちそれも出して使ってみたいです。
またおもしろいのは灰をこてでならしたときにでる模様で、まるで枯山水の庭のようで、はまりました。これだけで治療院の暖をとるのは無理があるけど、柔らかく芯まで熱くなる炎をはさんでする患者さんとの会話のなかからなにか答えが導かれるきっかけとなるかもしれません。楽しみです。が、カミさんはすでに友達と週末の夜火鉢を囲んで飲む約束をしてました・・・焼き鳥は焼かないでほしいです。
昨夜の月の景色はおもしろかったですね~三日月があって、その斜め上にひときわ光る二つの星、まるで笑っているピエロが私たちをみてるみたいで、はたして天が微笑んで人間を見てるのか、見ようによってはとても無気味でなにかを暗示してるようにも見えました。はたして天の神様はどのように人間界を見てらっしゃるのか・・・泣いても笑ってもあと一月で今年も終わりです。いたずらに過去を嘆いてるあいだに一歩前進し、未来を心配してるあいだに二歩前進、大切な今を精一杯過ごしていきたいと思います。
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コメント
こんにちは、いつもブログにコメントを頂き恐縮です。ありがとうございます。
今年こそはと思っていた薪ストーブは、灯油の値下げと共に頓挫してしまい、気づいてみたらもう師走(・・笑い)。家内より火鉢がいいんじゃないのと言われたが、家族の中で、誰もストーブの灯油さえ入れようとしない状況で、火を起こすのはきっと私ということになり、これから春まで激務の私は、やっぱりコタツと普通のストーブがいいな~と思う不精オヤジです。
投稿: かねごん | 2008年12月 3日 (水) 10時58分
かねごん先生・・火鉢いいですよ~決して部屋中あっためるものではないですが、癒されますよ、炎のゆらぎに、そういえば炎のゆらぎを見てるとぼけないそうです。僕は炭を大東町の鈴木農林さんのを使ってますが、いい音して燃えます。ぜひっ!
http://www.hibachiya.com/ これもいいです。
これから春まで燃えてください!
投稿: タコ坊主 | 2008年12月 4日 (木) 13時48分