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2010年5月 7日 (金)

鳥鳴花笑

 散歩愛好家にとっては最高に気持ちのいい季節ですね~もっとも足には3キロの重りをつけて汗しながら歩いてますが・・なにが素敵かって田んぼに水が張られ周りの山々、木々が映し出される模様はほんとに素敵です。そして蛙がなき、鳥たちが鳴き、花々が笑ってます。

           鳥 鳴 花 笑

 うちの治療院にいらっしゃってる方はご存知、そう、入り口の上に飾られてる書です。僕が横浜に住んでいた頃Jinmo氏にお願いして書いていただきました。もともとこの言葉は鎌倉二階堂にある瑞泉寺の小さな本堂内に掲げられていた言葉です。その当時20代も後半のころですが、当時務めていた会社を身体を壊したことで辞め、さぁこれからどうしようかと考える毎日、じっとしてても何も始まらない、散歩でもしよっと!で、本をかばんに詰めこんでしょっちゅう鎌倉の寺めぐりをしてました。その中でも駅から遠くほとんど観光客は来ない、禅僧夢窓疎石が開山した名刹の瑞泉寺は好きな場所で、寺の庭の椅子に座り半日は本を読みふけってました。なんとそん時は僕こう見えても純文学青年ホホホ~♪ この地を愛した立原正秋にはとくに思い入れがあります。瑞泉寺は立原の菩提寺でもあり、そんな意味でも惹かれてました。周りを山に囲まれ竹林が風を受けざわざわと騒ぎ出す。鶯が鳴き、花々が笑い総てが語りかけ、戸惑うほどに感じるその温かさに、自分自身の存在の意味、過去未来などそんなこと考えるのはどうでもいい、ただそこにいる、在るだけでいい、ふと思い小さく開けられた本堂の扉を覗くと、そこに 「鳥鳴花笑」 の言葉、なんだか・・・とても気持ちがよかった。あの時の光景、気持ちは今だにとても新鮮に思い出されます。

 鳥やら蛙やらいろんな生きものが生命を謳歌するように鳴き、花々が咲き乱れるこれからの季節、身体の中からもなんだかわけわからんものが芽吹いてくるようで楽しいですね~!自分たちはいかに自然との調和のなかで生かされてるのか感じるのにいい季節です。遠くまで行かなくても、近くを歩いてみることでもいろんな発見があると思います。

 

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