QUIET K・・
被災地で昼夜を問わず働き続ける消防士、警察官の方々自衛隊の方々にはほんとうに頭が下がる思いです。そして自分の家族をも失っているのにみんなのために働き続ける方々、自分だってつらいはずなのに苦情を言われながら頭を下げ続ける市の職員の方々ほんとうに申し訳ない気持ちでいっぱいです。
数百体のご遺体をご遺族にできるだけきれいな姿でお返しできるように作業なさっている方々本当にありがたい気持ちです。
昨日も陸前高田に、やはり大叔母たちは見つかりませんでした。しかし途中で合流したその家族とおちあい、「これだけの状況、遺体にはこだわらない、それよりも遺されたみんなで力を合わせみんなのために復興させることを最優先させることが親父たちにとっての最高の供養になる。」と言われた。
この被災地に来てどれだけ ”みんなのために” という言葉を聞いただろう、いまだこれだけ魂が震える言葉を聞いたことがない、みんなの言葉には力がある。
おじとおばの家のあった辺りに行ってみた。数キロ先に海が見える。空も海も憎らしいくらい穏やかである。
近くに先月オープンしたばかりのジャズ喫茶があったはずだが・・・レコードが数枚瓦礫とともに、
”QUIET KENNY”
ケニー・ドーハム・・静かなるケニーか・・・ だから・・どうなんだ・・・と思った。
明日も現地に赴きます。
http://www.youtube.com/watch?v=T2OL7_4Mmt8&playnext=1&list=PLA85C4D38C571394B
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コメント
職場の人が、実家のご家族4人を一度に失いました。
職場では誰もその話をしません。
でも、その人は話したいのかもしれない・・・。と思っています。
その人は一人になりたくなくて
ずっと仕事をしています。
私はこんなに近くに住んでいて
行って何か手伝いたいと思うのに
あの町の様子や避難している人達を見たら
自分はどうなってしまうんだろう・・・
と思うと、行けません。
だめですよね。
せめて救援物資だけでも・・・
と思っています。
今はそれが
私にできることかと思います。
投稿: ありん | 2011年3月20日 (日) 20時17分
みんなが「なんとか力になりたい、」という思いでいること、その気持ち”こころ”こそが大切だと思います。みんながそれぞれ自分にできること、自分だからこそできることで支え、応援していきましょう。今回は身近なところにその”こころ”を必要としている人がたくさんいるはずです。
投稿: ありんさんへ、 | 2011年3月23日 (水) 15時07分