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2012年6月 1日 (金)

愛宕剣道日記

 横浜に住んでいた頃、よく電車のなかで見かけたのが小学生の低学年の子供が剣道の胴着を着て竹刀と防具袋をかついで電車から降り階段を駆け下りて横浜スタジアムの中にある道場へと通う姿である。ちなみに防具はかなり重い、これだけの重いものつけて練習をこなすのは剣道くらいなものである。それだけにちっちゃい子が一人でそんな重いものを担いでるのを見ると「根性あるな・・」と思って見ていた。当然親が車で送り迎えなんてない、なにせ駐車場が無いし停めれば高くつく。

 で、田舎は・・・多くは学校まで武道館まで親の送り迎えつきである。どんな部活でもその姿が目に付く、夜間の練習ならいざしらず、朝の練習くらいは歩いていくべきだろう、じっくりと地面を踏みしめて重い荷物が肩に食い込むのを耐え、あれこれ思いをめぐらせながら一歩ずつ前に進んでいかなければならない、友達といろんなこと話しながら歩いていた頃、そんな思い出が部活動のひとつの思い出である。そして知らず知らずのうちに足腰は鍛えられていくものだ。

 うちの町の中学校はどんなわけだかとんでもなく遠いところにあるがそれならそれで足腰の鍛え甲斐があるというもの、そしてあの教科書がどっさり入ったリュックに娘はさらに錘をいれて足腰を鍛えながら学校へと通っている。でも最初は「やってみれば?」と言ったら軽蔑のまなざしをいただきました・・・。当然やれと言ったからには自分もやらなければならない、日曜日の午前、高校での稽古には足に錘をつけ防具を担ぎ歩いて行く、着いた頃にはウォーミングアップができている状態、そして身体も軽く動き充分な稽古ができる。45にして”部活道”です。

  「千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とす。」 どんなことに対しても鍛錬を積むことは大切である。「鍛」とは金属を打ち鍛えること、「錬」とは絹糸を錬ること、千日で荒々しい力が万日で繊細さが宿るとされる。そんな境地に至るかどうかはわからないけど、子供たちにそして自分自身に負荷をかけていくことが必要なときがかならずある。

 

 

                                                                                                 

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