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2014年11月25日 (火)

心と魂の薬

 僕の周りにはむかしからいろんな経験・・と言ってもとくにつらい経験、波風のある体験を積んできた人が多い、とくに女性が多く、何を隠そうカミさんもそのひとりです。で、そういう方々がなぜかとても魅力的に見えてました。男女を問わず人生の修羅場やら、挫折を繰り返しそこから立ち直った人などは柔軟さや、その体験をしたからこそのしなやかさが身についてるように思える。僕なんてまったく足元にもおよびません。

 もちろん、そんなつらい体験をしている最中に効果のある薬は病院では処方はされませんし、心に効く魔法の薬など存在はしません。その体験こそがほんとうの心と魂の薬となるのでは?と思います。その苦難を乗り越えたときにこそ自分の生命力が魅力が一段と増すのではないでしょうか。

 もし今ご自分がそんな苦難や逆境に直面し喘いでるとしたなら・・かならずその苦難は乗り越えられるはずです。神様は人が背負いきれないものは背負わせてはくれないはずです。

 ものごとというのは、うれしい前にはきまって心配ごとや悲しいことがあるんですよね。

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2014年11月22日 (土)

盛岡での仕事、

 家から盛久さんまでの道のり、高速は使わずに田畑の真ん中や競走馬の調教場、雪のかぶった山々美しい川を見ながらのドライブです。高速を使っても1時間40分、この道を走れば盛久さんまで2時間、なにせ途中信号がほとんど無い道を行きます。

 昨日はキャンセルもありひまな一日、当日予約も無さそうなので早めに切り上げそのまま出張へ、ご高齢の一人暮らしのおばあちゃんです。ヒーリングをした後一緒にお茶を飲み世間話をした。最近は・・というかば~ちゃんたちと接する時間がやたら多いヒーラーというのもそうそういないんじゃないだろうかというくらいほんとに多いですね、まぁ年増・・には昔からもてますのでいいですけどね。で、みんな晩年を迎え、季節も冬、人生の冬を迎えてるような様子、昔話を懐かしみ、そして最後にこう言います。

 「健康がいちばんだけど、でも・・独りでいるのはさみしいよ、長生きもほどほどだね。」

 僕は、いちばん可愛がってもらった自分のおばあちゃんを看取ることはできず、母は61歳で看取り、父も病床につきその7年後に枯れるように逝った。何かやり残したことがあるようでならない、できなかったことを数えたらきりが無いが、それでも、もっとこうすればよかった・・と悔いていることが多い気がしてならない、まだもうすこしいてくれたなら・・と思うことしきり、それだから高齢のクライアントさんには代わりに・・こうしてるのかも。

 独り暮らしだと食事を作るのも億劫になるとのこと、夕ご飯と明日のおかずを冷蔵庫から物色し簡単に調理、まるでヘルパーさんだ。それから家へとまた2時間のドライブ、どういうわけだかいつも帰りは、はおばあちゃんや父母のことを思い出しながら帰ります。

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2014年11月18日 (火)

11月盛岡での整体ヒーリング予定です。

 11月28日(金) 盛久ギャラリー

 (1)10:00~ 予約済  (2)11:15~     (3)12:30~ 予約済

 (4)13:45~        (5)15:00~      (6)16:15~  

 (7)17:30~        (8)18:40~ 予約済 

  施術料 7000円

お申し込み   伊庄整体ヒーリング治療院  TEL 0191-52-2606

           お問い合わせ メール http://www.isho-healing.com/06.html

          盛久ギャラリー      http://homepage2.nifty.com/oikawashogo/

 治療に関するご質問や、現在抱えている身体の痛み、精神的不調、霊障等に関してもご遠慮なくお問い合わせください。悩んでいるよりまずは一歩、踏み出してみましょう。

 

 ”治療は外部から施されます。でも、治癒は内部から起こります。治癒の原動力とは生きものとしての私たちの本然の力そのものから生じるものです。”

 ”心と身体そして魂のバランスがとれていればそのまま健康でいられます。でも、時には不調和が生じ自分の力だけではどうにもならない時があります。そんな時は外部からの力を借りて崩れたバランスを取り戻し治癒へ導くことが必要です。そして、魂が再び火を灯すことができたなら幸いです。”

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2014年11月14日 (金)

こんなことも、

 最近遠方より80歳代の女性がご家族に付き添われいらっしゃる。頭痛、耳鳴りでこの8年間悩まされているとのことで病院で精密検査をしても異常はなしと言われるだけ、自律神経失調症と診断され飲みたくもない薬を処方されるだけだったそうだ。

 世間話も含めいろいろと問診をしてると、その頭痛は8年前あるところに旅行に行ってから突然おき始めたとわかった。それは頭の上から自分の身体に音を立て入ってきたそうだ。それからというものわけもわからぬ夢を見て悩まされることもたびたびあったそうだ。「そんなことお医者さんに言っても信じてもらえるわけないし、話をわかってくれて治してくれる人をずっとさがしていました。」と言われた。

 一度目のヒーリングでは少しではあるが手ごたえを感じ終了、施術後は「からだが軽い気がする・・」とお帰りになった。先日2度目のヒーリング、「実は前回の後うちに帰ると、痛みの元、耳鳴りの元が動き出してるのがわかりました。」と、そう、”それ”はよく動き回りますね、もがいてね、それは肩の辺りから下に降りだし、おしりのあたりに大きなあざとなって出てきたそうだ。もちろんどこかにぶつけた記憶などないそうでその後それは足の方から抜け出てそして身体は楽になったとのこと、その日のヒーリングも残っている”それ”を取り除いた。終わってみるとまた身体が軽く頭も目もすっきりしてるとのこと、歩く姿も以前とは違っていました。「こんなことなら8年間我慢せずもっと早くに来ていればよかった。」とおっしゃってくださったが、これもタイミングですからしょうがありません。

 痛みや不快な症状、原因のわからぬ様々なもの、いろんなものがあります。もちろんすべてに対応できるとはかぎりませんが、縁あっていらっしゃったクライアントさんに対して不安を植え付けるようなヒーリング、施術であってはならないと感じます。できるだけ早い段階でその原因を見つけ出し、長い間苦しんでいたその症状を癒し和らげることでまた全身にエネルギーが満ち生活できるようにしていきたいと常々思いますね。これからもどんなものにも対応できるよう鍛錬を積まなければね。

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2014年11月11日 (火)

遊び、

 身体にも心にも”遊び”というものがあるといい・・患者さんを治療していても症状のつらい人、長い間不快な症状を我慢していた方はこの”遊び”が無い、頭に触れ、足首をちょっと引っ張り、胸に手を当て呼吸を感じ取ると、やはり全体の調和を欠いているのがわかります。

 実はヒーリングをしていてもこの”遊び”が自分にあるときはいい結果を得られることが多い、といって無いときに結果が出せないっていうんじゃないですけどね。ヒーリングのときの遊びというのは、集中していることではなく放心の状態です。でも放心しきっててももちろんだめ、集中しきるのはもっとだめです。そこに遊びが必要となってくる。それにはたくさんの経験が必要となってきますね、セミナーを受けてヒーリングができるようになっても”そこ”にたどりつくのには時間と経験を要します。ぼくも10年やってて 「おお~っこんな感じだよね」って感覚がやっと芽生えてきたように感じます。

 ひとりの患者さんの調和を取り戻すことで、それがこの空間宇宙全体の調和を取り戻す為の一つの作業と考えます。ひとりの呼吸を整えることで周りの方々も整う可能性があります。それが波及し調和へと向かう可能性もあります。そうすれば心にも身体にも”遊び”が生まれるはず・・と思います。

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2014年11月 5日 (水)

ふつうの・・美味しいりんご。

 今年も美味しいりんごを買いにうちから車で10分のところにあるりんご畑に行った。毎年贈り物としてもすごく喜ばれるしほんとに美味しい。

 このりんご園の奥さんがうちの親父の同級生ということでとてもよくしていただいていたけれど3年ほど前うちの親父の亡くなる前にお亡くなりになった。今はおじさんがひとりで丹精こめてつくっている。お二人のときはとても仲良く作業していて、まるでこの絵のようだった。この絵はおじさんが奥さんのなくなった後に描いた油絵で、すぐ隣の老人ホームに飾ってある。隣にはホームと保育園もある。いつもたくさんの子供たちの元気な声を聞いて育つりんご、明日には子供たちが楽しみにしてるりんご摘みの行事があるそうだ。ホームのお年よりもよく訪れてりんごの木を見ながら俳句を書いているそうだ(うちのおじだが)。

 とくになんでもないふつうのりんご園、奥さんがいなくなってさみしいけど、みんなの愛情がそそがれてる気がする。夫が先か奥さんが先か・・どちらかは先にいなくなるもの、それも自然の摂理、楽しかったり、つらかったり、悲しいことも、苦しいことも、どこにでもあること、逃れられないこと、ただ自然の摂理にそって生きていくこと、そしてふつうに美味しいりんごができて、今夜家族でおいしくいただきます。

 

 そこに奇跡なんてものはない、奇跡がないことが奇跡である・・という。

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2014年11月 4日 (火)

愛は、


 最近はお別れの式にばかり出席することが多かったのですが、ほんとに久しぶり・・昨年もいとこが結婚したけど・・先日は親類の新しい門出に招かれました・・ヴァージンロードを歩く新婦とお父さんの姿に、あれ?もしかしたら・・あと数年で!? なんてことが頭をよぎり背筋が寒く・・いえ、背筋を正さなければという気持ちになりました。

 そして神父さんの言葉のひとつから・・思い出しました。

 愛は寛容であり、愛は情け深い、また、ねたむことをしない。

 愛は高ぶらない、誇らない。無作法をしない、自分の利益を求めない、いらだたない、

 恨みを抱かない。不義を喜ばないで真理を喜ぶ。

 そして、すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを耐える。

 愛はいつまでも絶えることがない。

 もういちど、愛を想いましょう。

 

 

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