今日はクリスマスイブ、小学生の娘は朝からサンタさんへプレゼントリストをせっせと書いています。見るのもおそろしいので・・そ～っとそばを通り抜けてきました。もう今年もあとすこし、ふりかえるひまもないほど日々におわれてる方がほとんどだと思いますが、ふりかえったところでしょうがないので突き進んでやりましょう。
自分はどのくらい言葉に気をつけてるか・・・慈しみの言葉をもって人に接することができているのか・・・ふと思い返します。”愛語は愛心よりおこる、愛心は慈心を種子とします。”すべてのものを愛することができる心が愛ある言葉を生み、愛する心というのはすべてを慈しむ心を種として生まれてきます。
この年の瀬・・に限ったことではないですが、最近とくに日々私たちの言葉一つ一つに愛と寛容が足りないな・・と感じます。だれかが、ではなくまず自分があらためること、人をものを思いやる言葉ひとつかけることで、なにか変わっていくものもあるんじゃないでしょうか。慈心、愛語は人の心もそして自分をも癒してくれると思います。
今日もまた一週間が始まります。僕が朝最初にすることは、朝ごはんをつくることとカミさんのお弁当をつくることです。今日は中学生二人もお弁当ということでそれなりにボリュームのあるものを詰め込みました。お弁当箱を空にして「パパ、今日のお弁当美味かったよ」と子供たちに言われるのが何よりの幸せです・・・・。
と、まるで主婦のようなこと書いてますが、この仕事をする前は飲食店やってましたから料理をするのはもちろん食べるのも大好き、キャラ弁までは作りませんがふつうに美味しそうなお弁当つくります。実は以前カミさんが病院勤めするようになり自分でお弁当を作ってたのですが、そのできの悪さに大笑い、「いいんだよ自分のはあまりもので～」と弁明。そして子供たちのお弁当づくりとなると、普段より一時間も早く起きてつくり始めてた。それを見て、俺なら朝ごはん作りながらできるわ、と、それから交代しました。決してカミさんが料理できないと言ってるんじゃ～ないです・・もちろん上手に普段はしてます。自分が得意なことやるのがいちばん効率がいいということです。そのかわり、パソコンやらなにやらはすべてカミさんだのみ、研究と勉強とチャレンジ好きなカミさんはかなりいろんなことやってくれてます。
そんなカミさんは最近ギターを友達数人とやり始めた。”ギタ女”になるらしい。教則本とDVDを見ながら夜な夜な格闘している。人がやってるのを見ると自分もふつふつとしてしまう性格、「そこはね・・」と声をかけたくなるがじっと我慢、そしてまたしまいこんであるエレキギターに手を伸ばそうとしています。どうせなら昼間空いてる時間を有効につかって弾いてみるかな。っていうか、僕もカミさんも最近おそろしいほどぼけ気味、料理も音楽も手と指と頭と心を動かすのはぼけ防止の一環となるのはまちがいない。
ぼけ防止といえば、老人ホームにいる柔道家で俳句家のおじがこんな俳句を作ってみんなをうならせてくれた。
ぼけぼうし あったらおれが かぶりたい
先日の雪とその後の路面凍結のせいで愛犬牡丹との朝の散歩はいつものコースをまわることができず近場のみ、牡丹とともにちょっとふつふつ・・としています。牡丹も丸一日犬小屋から出ようとはせず、ずっと丸くなって寝てるようです。犬は雪になったら喜び庭かけまわるはずなんですがね～おたがい歳のせいか動きが鈍くなってるますね。
なんで歩くの？しかもこの寒さの中も・・と以前から訊ねられますが、１０年前から歩き始めたからしかたないんですね、もはや、やめられない、それはやめられないくらいおもしろいからです。感動があるからです。春あたらしい一年生がランドセルにおぶられて期待感一杯に、なかには泣きながら登校していく姿を目の当たりにする。空を仰げば桜の花が咲き乱れている。呼吸に意識をおき歩く。樹木は若葉をつけ、鳥がさえずる。夏には子供たちの姿が生き生きと命が満ちているのを感じる。太陽から注がれるエネルギーにすべての生き物が恩恵を受けているのを感じる。秋にはそれまでのエネルギーを蓄えた作物が美味しく実をつけ私たちに恵みを与えてくれる。時には雨や風を受け大きな被害を受けるのも目にするがそれでもくじけず立ち直る。冬、その凍てつく寒さにすべてがじっと耐え次の春を期待しながら心と身体にエネルギーを蓄える。あのときの一年生が今は中学生に、高校生に、卒業してどこかに・・・あのとき元気に挨拶してくれていた方が今はこの世にいない、そんな四季の移り変わり、人の命の移り変わり、それらもすべて大自然の脈々たる働きであることを知ります。その背後にあるものは何か・・・そんなことを無意識に感じながら歩くようになりました。
もはやライフワークですね、そしてまちがいなく自分の仕事に生きているのを感じます。これからもまだまだ歩き続けると思います。 道を歩く・・ということ、”道”とは人間に神が満ちることです。“道”は私たちの想像をはるかに超えているものであり、その道を見失うような生き方をやめ、自らの中にある”道”つまり”生命の法則”を大切に生きることをめざしたいですね。
仕事のひとつに遠隔ヒーリングというのがあります。直接うちに来られない方で遠くにお住まいの方からおもにご依頼をいただきます。関東にお住まいの女性のクライアントさん、もう１年近く週に１回ペースで遠隔ヒーリングを続けていらっしゃいます。その方は数年ほど前に体調を崩し精神科、心療内科で出された薬を服用していました。その薬の副作用はもちろん聞いてはおらず処方された薬を飲んでいれば精神的苦痛から逃れられると思っていたそうです。今はその薬から逃れたいがために減薬しそのために起こる苦痛と向き合っています。
僕の行うことはいつも同じです。つらいときに依頼が来て、話を聞き、そしてヒーリングを行う。その結果不思議と張り詰めた気持ちや肉体的緊張がほぐれ、外出するのも楽になってきているとのことです。電話でしばらく世間話をし体調と心の変化を聞いてから「さぁ始めますよ」と、それから気付くと数十分間意識が遠のき、起き上がると楽になっていて、それからは外出はもちろん、いろんなことができるようになっているのだそうです。
「ヒーリングを受けたことによって気持ちや考え方が変化してきました。すると、身体の不調も心の不調も良くなってきました。」と、言われることがあります。では自分は何かをしたのか・・と考えますが、やはり特別なことはしていない、遠隔も直接ヒーリングもただ手を当てるだけ、ただ送るだけです。大切なことは、”回復のためには必要最小限のことしかしない”というアプローチ、これが自分のヒーリングです。ただ・・・直接の場合のみごくらくなマッサージがもれなくついております。
先日の盛岡でのヒーリングに数年ぶりにご予約をいただいた女性、お母様の介護をなさっているとは聞いてはいましたが、先ごろお母様がお亡くなりになり仕事も再開されたことでまた心と身体を整え頑張りたいということでいらっしゃいました。その介護生活のことをいろいろとお聞きし、もう私たちの年代もそれに近づいてきたことを実感します。僕は両親とも介護ではなく看病生活でしたが、その１０年間はいろんな葛藤はありましたが、親が子に対して行う最後の魂の教育・・・と、今は受け止めています。
次は自分が親として・・まだまだ至らない親ではあるが子供が生まれてきたおかげで自分は親になり親になれるよう教えられてきたわけですから、今度はこの身体をもって子供たちに教えなければならないと思っています。元気に長生きして苦労かけるかもしれないし、ぼけちゃうかもしれないし、病んで苦労かけるかもしれないし、遊びほうけて困らせるかもしれない、なんにしても子供にとっては親の生き方こそ最高の教材です。子供は「親のいう通りにはしませんが、親のする通りにはする」ものですよね。
もうすぐ僕も４８歳・・という年齢になろうとしてます。歳を経るたびに親のありがたみがしみじみとわかってきます。なんてこと言うのも歳をとった証拠ですね。
五時半、週末は朝稽古に子供たちと参加してます。片道３０分の道のりはみんな車の中で昨夜からの睡眠の続き、道場に着けば冬場はもちろんこんな時間に夜も明けてはいないので頭上には月も星もある。
身支度を整ええながら、睡魔はもう遠くへ去っています。気合を入れ１時間半休憩なしの稽古、声を最大限に出し、ただただひたすら先生方にかかっていく子供たちの姿を見ているととてもたのもしくそして幸福な気分になる。僕も子供たちの元気をいただきながらただただ頑張るだけ、心臓も胃袋も飛び出しそうになりながら子供たちの打ち込みをちょうだいします。
稽古を通して 肉体的な成長はもちろんのこと、精神的な成長を感じることができる・・・とはいっても小学生に中学生、大人がどんな立派なこと口では言っても、「みんなそのまんまでいいんだよ」って目を細めてしまう、とくに末娘にはあまくなり、長女と長男には「パパあまいな～だからつけあがっちゃうんだよ」と怒られてしまいます。怒られるのもまた楽しいんですけどね。じき息子にもかなわなくなるときもくるのかな・・と考えながらそれでも大きな壁でいたいと奮起するひと時です。
いよいよ本格的な冬の到来ですね、先ほどから雪が舞い始めました。
世界中で異常気象を観測していますが、異常も毎年であれば異常と呼べなくなるものですね、それでも 「今までの人生でこんなの初めてよ。」と、人の一生はよくて８０年そこそこ、地球のこれまで経てきた気候変動に照らし合わせれば一瞬の出来事、地球の上では微生物ほどの私たちが何を叫ぼうとただただ健康を取り戻そうとする地球の行為に私たちは振り落とされないようにするのみです。
今、テレビのニュースで世界で何が起きているのかを知ることはほぼ不可能、ネットで調べるのみですが、この秋の北半球、あるいはその一部は、観測史上で最も気温が高く暖かく最も高い海水表面温度が暖かいそうで、にもかかわらず、観測史上最も雪の降る面積が広く、と同時に北極からの寒気で１００年以上の記録を更新する寒波を経験する場所があったり、観測史上最大の積雪を記録する地域があったりと、ま～カオス的ですね、この冬以降私たちがどんな経験をするのか見当もつきませんよね。
そして気になるのが太陽の活動、これが私たちの生命現象に大きく関わっているのは紛れも無い事実、その太陽活動はこれもまた観測史上無いほどの減少を見せ、これによりかなりの有害な宇宙線が地球上に注がれているそうです。それが何を意味してるのかは、世の中の様子を見れば何となくわかるような気がしますね。
地球上の生命現象は宇宙の物理的な現象とつながっており、一つ一つの人間の細胞は宇宙の情報に反応しており大宇宙はこの情報を細胞の一つ一つに浸透させている。
素直にいきましょう。
生きること、生とは他者への生である。人と人との交わりにおいて成立するのが生、生きることだと思います。たった一人の人生がいろんな人へ影響を与え、ふとした言葉が他人の生きる力となることがあります。その人の必死で生きてきた力、その言葉と行い、厳しい人生の中からこそほんとうの優しさが生まれてくるのだと感じています。
一昨日また大切な人が旅立たれた。８９歳、戦後から僕の祖母とともに我が家を切り盛りしてくれたおばちゃん、もの思いついた頃にはその人の背中におんぶされ、おしめも取り替えてもらい、ご飯もつくってもらい、おかげで兄弟みんなが病気ひとつせず、健康な身体へと養ってもらった。感謝してもしきれないほどの思いがある。
旅立つ方々が最近多くそれを見送ることが増えたのも自分が歳をとった証拠、いずれ遅かれ早かれ自分も旅立つことになる。死は人間にみんな平等に与えられたものである。
なき人の為にとつとむ追善は 生ける我が身の教えなりける
亡くなったおばちゃんとの思い出を語り、いろんな思い出を回想する。そこには厳しい時代を生き抜いたからこそのあたたかく優しい言葉がたくさんあることに気付かされます。
１２月になりました。歳をとるたび・・いや歳をかさねるごとにに思うんですけどほんとに一年がはやいですね、そして人と人との出会いもふえるけど、それに増して別れが多くなってくるのを感じます。
うちの治療院を訪れる方々は様々な痛みや不快な症状を背負ってきていますが、最近ではやっと身体の痛みや病なども”心身相関”として捉えられる様になりました。しかしそれらすべてを心身相関とだけでみることはできない・・そんな気もします。ひとつの治療法が見つかればまたそれ以上に得体の知れないものも増えてきているのが実情です。病院で治療できるものはほんの数パーセントだけ・・と聞いたことがありますが、今いったい何を病んでいるのか・・何が必要なのか・・何をやめなければいけないのか・・今考えなければと思います。
さて、１２月、盛岡での予定です。２月まではこんな感じでお願いいたします。心も身体もちょっとでも楽に・・そして新年を迎えていただきたいと思います。
１２月１２日（金） 盛久ギャラリー
（１）１０：００～ 予約済 （２）１１：１５～ （３）１２：３０～
（４）１３：４５～ 予約済 （５）１５：００～ 予約済
１２月１９日（金） 盛久ギャラリー
（１）１０：００～ 予約済 （２）１１：１５～ （３）１２：３０～ 予約済
（４）１３：４５～ （５）１５：００～予約済
施術料 ７０００円
お申し込み 伊庄整体ヒーリング治療院 ＴＥＬ ０１９１－５２－２６０６
お問い合わせ メール http://www.isho-healing.com/06.html
盛久ギャラリー http://homepage2.nifty.com/oikawashogo/
治療に関するご質問や、現在抱えている身体の痛み、精神的不調、霊障等に関してもご遠慮なくお問い合わせください。悩んでいるよりまずは一歩、踏み出してみましょう。
”治療は外部から施されます。でも、治癒は内部から起こります。治癒の原動力とは生きものとしての私たちの本然の力そのものから生じるものです。”
”心と身体そして魂のバランスがとれていればそのまま健康でいられます。でも、時には不調和が生じ自分の力だけではどうにもならない時があります。そんな時は外部からの力を借りて崩れたバランスを取り戻し治癒へ導くことが必要です。そして、魂が再び火を灯すことができたなら幸いです。”
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