散歩道で、
いつもの散歩道、公園の片隅に石碑がありそこにはこんな言葉が彫られている。
生は他者への生であり 他者との交わりにおいてのみ成立する。
宗教哲学者波多野精一氏の言葉なのだが、なぜこの町の公園にあるのかはわからないし、おそらく町の人も気にもしてはいないだろうと思う。15年前帰郷して子供たちとこの公園で遊んでいるときに見つけたこの言葉、ずっと気になる言葉として頭の片隅に置いておいたが、このご時世になり強烈な響きを持つ言葉だと実感している。
それもそのはず・・世界中、人と人との交わりを制限され続けている。それが人の健康、心と体そして魂にどれほどの影響を及ぼしているのか、たしかに感染予防のためというのはわかるが、その中で言われるがままではなく何が正しく何かが間違ってるのではないか?という疑問を持つことは大切なことだと感じます。あらためてこの言葉の重みを感じています。
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