柿
裏庭に柿の古木がある。背丈はもう家の二階を超えている。ここ数年は枝打ちしていたせいで実がならなかったが今年は大豊作となった。近所のばあちゃんたちからは、「おだぐのは高級柿だがんね〜」と言われていたが、たしかに大きさも近隣のとはまるで違っている。で、久しぶりに木に登り実をとり枝を落とした。
焼酎にちょっと浸し1週間ほど寝かせる。昨日食べたがおそろしく美味い!うちだけでは食べきれないのでご近所さんたちにおすそわけすると、生前の父や母が持ってきてくれたこと、その美味しさなどなど思い出ばなしを聞かせてくれた。
人の行った善意やその行為はこの世に居なくても生きてるんだな…とあらためて気付かされながら、今度は干し柿をつくり始める。
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