桜の老木、
週末、親戚の家から桜の老木2本をいただいた。桜が咲くのを前に伐採、あと2本切ることになっていて、それも追々裏庭に運び込む。蕾のあった枝は壺に差した。今4分ほど花が咲きかかっている。
伐採しなければならない理由もある。老木はいずれ風雨に耐えきれず近隣に迷惑をかけてしまう、そして、咲いてる時はその美しさに酔いしれるが、散ったあとの清掃は家人がすることになる。高齢である親戚にはたいへんな作業となる。結果やむにやまれず伐採となる。そういうお宅が多々ある。
ゴールデンウィークはその老木桜をさらにチェンソーで切りしばらく乾かしてさらに割る作業、2年後の冬に向けての作業が始まった。何年か前テレビで、病で余命いくばくもないじいさんが、残されるばあちゃんが冬困らないように数年分の薪を割り山のように蓄えてそして亡くなったというのを見た。そんな近い気分になりかけているのを感じ、カミさんと笑いながら話した。
今目の前にあることを大切にして、その先のことなど考えてもしょうがないなるようになるさと、老木となっても健康に過ごせるようにと…今は今に感謝しましょ。
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