進化は、
人間の進化とは、それは植物のように太陽に向かってまっすぐに…とはいかない。もちろん植物の成長にとっても様々な障害はあるのだがそれはあくまでも外部からのものです。
人間の進化とは、成長過程が自身によって崩壊させられるということの繰り返しにあります。解体し崩壊させ成長を促すことこそ心魂の仕組みです。
進化は直線的には進みません、進化のために後退もしなければなりません、構築ばかりでなく崩壊もなくてはならない。
今の世の中がそんな感じでしょうね。
人間の進化とは、それは植物のように太陽に向かってまっすぐに…とはいかない。もちろん植物の成長にとっても様々な障害はあるのだがそれはあくまでも外部からのものです。
人間の進化とは、成長過程が自身によって崩壊させられるということの繰り返しにあります。解体し崩壊させ成長を促すことこそ心魂の仕組みです。
進化は直線的には進みません、進化のために後退もしなければなりません、構築ばかりでなく崩壊もなくてはならない。
今の世の中がそんな感じでしょうね。
コロナ禍から3年ぶりに世の中が動き出して、今はしょっちゅう会議やら総会やらイベント企画運営と今までやってこなかった分大忙しです。
人の動きは良しとして、地震が続いたりと自然界の動きもなんだか妙な感じです。まだまだ梅雨の活発さはみられないがこれからが本番です。災害は忘れなくてもやってきます。お互いじゅうぶんに気をつけたいものですね。
私がいつも気になるのは、過去から人の発する想念が巡り巡って様々なかたちで現在に現れる…ということ、今発する想念は未来になんらかの形で現れるはずです。どんな心で今を過ごすかぎ大切です。
愛犬たっちゃんと毎朝1時間歩く。たっちゃんと4年、その前に飼っていた牡丹さんと12年、毎朝同じ道を歩き続けている。
さまざまな出来事があった17年間同じ道を歩き続けていれば体力の変化も思考の変化も感じるものです。そんなことを時々チェックしながら歩いたりする。
今朝は今までとは違う思考が出てきた。それは死にたいする思い。私の母は61で、父は74で他界した。年齢で言ったらそんなに先の話ではない。人間の最終目標は死を迎えること、それは肉体を持つ以上誰もが避けられないことです。遅かれ早かれ迎えるのであればどんな風に迎えられるのか…生きてる以上は死を想え、などなどいろんな思いを巡らせながらこれからも歩いてみよう。
いよいよ高総体の開幕…と言ってもうちの子たちはすでに高校は全員卒業、昨年は末娘が剣道で優勝、全国選抜、インターハイ、都道府県対抗戦にも選ばれ、お父さんとしても燃え尽きました。が、それでもやはりあのほと走るエネルギーをまだまだ体感したいと思ったりする。岩手県は県内高校生、応援団が県営グランドに集まり開会式と応援合戦があり、当時長女、長男ともに応援団に所属していたのでカミさんとその勇姿を観に行った。スタジアムを埋め尽くし応援を繰り広げるあのエネルギー、感動以外ないです。震災後であったことからも県内たくさんの人々を応援するという意思に涙が出てきた。若者の熱い鼓動こそがこれからの世の中を変えていく力なんだと実感させられるものだった。
さて、今の世の中、人々の魂の鼓動はどんなものだろう…不安、恐怖、怒り、悲しみ、そして憎しみ…人々が出すその鼓動、波動、ヴァイブレーションが地球自体のヴァイブレーションを変えてしまう。
"天 人 地" 人心が天や地を穏やかにすること元気にすること、そして荒れたものにすることができる仕組みであることを忘れてはならない。
うちのおとなりにひとり暮らしの80半ばのおばあちゃんが住んでいる。お庭に大きな池があり1メートル越えの鯉が数匹いて餌をやるため庭に出てくるたび垣根越しに世間話をしたりしていた。ここ数年はちょっと痴呆がすすみヘルパーさんが朝晩とたずね、東京に住む息子さんも月の半分をお世話するために帰ってきていた。もう庭に出てくることはなく、窓越しに庭を眺める姿、目が合うとおたがい手を振り元気でいることを確認していたが、最近ではお庭に向かい手を合わせている姿をみかけていた。その陽ざしを受けながらたたずむ姿がまるで神々しく僕に気付くとまた僕に向かって合掌しながら首を垂れる姿に思わず僕も手を合わせてしまう。
そんなおとなりのおばあちゃん、先日、家の中で転倒して大腿骨骨折で救急車で運ばれた。手術をしてしばらくは入院生活、おそらくその間に痴呆が進んでしまうだろう、息子さんの話では施設も考えているとのこと・・もう家に戻ることはないかもしれないと聞いてなんだかとても切なくなった。
痴呆とは旅立つための準備期間という、あの世に行くためにこの現象界でのたくさんの思い出、体験、記憶などもろもろの感情の整理をしている。人間があの世に持っていけるのは想念のみ。大切な思い出をひとつひとつ大切に折りたたみ、あの世に持っていける「玉手箱」にしまう、顕在意識に溜まっていたものを選別圧縮し、潜在意識に移し替える作業をするということのようですね。そう思えば、お庭を眺めながら手を合わせ頭を垂れている姿はまさにそれだなあと今つくづく感じています。そしてもうおそらくお会いできないとおもうととてもさみしいです。
昨夜の満月、美しかった・・なんだか惚れ惚れしていつまでも見とれてしまった。
毎日、朝の陽を浴びながら歩き、いちにちの生命力をいただいてる。私たちは太陽からいただくエネルギーなしには存在しえないが、昨夜の月の光もまた私たちに大切なものを与えてくれていること、奥底から静かに湧き上がる様々な思いもまた月の効用であることを実感しました。
そして、日光浴は生命を養い、月光浴は死想をやしなう・・・ということ、あらためて想います。
さまざまな症状を持ち来院してくださるクライアント様方、もちろん100パーセント満足していただけるかはわかりませんが、できうる限りのことはさせていただきたいと考えています。しかし、治療、治癒していく過程で大切なのはお互いの信頼関係であることは確かなことです。こちらが一方的に良くしていくわけではなく治っていくそのお手伝いをしていくこと、治りたいという強い気持ちにそっと背中を押していく感じかなと考えています。
ある女性のクライアントさん、すこし心を病み病院通いをしていたところ薬だけでの治療ではいけないとうちにいらっしゃいました。何度かヒーリングをするうちに症状も軽くなり、夜も睡眠がとれ落ち着いてきたとのこと、少しづつ薬もやめたいとおっしゃっていた。もちろん薬、抗うつ剤などに関してはこちらが言うことではなくクライアントさんが決めることであり主治医さんと相談して決めることです。ですが減薬したり急に薬をやめればまた別な症状が出ることは確かなことですね、あれだけ薬をやめたいとおっしゃっていたそのクライアントさんは、「先生と相談して薬を続けることにしました。そしたらなんだか気持ちが落ち着きました。」と・・・。
心に効く薬はないとは思いますが、ご自分で決めたことならそれでいいのかなと。こちらは頼りにしてくださるクライアント様に尽くすだけなのでね。
この歳にもなると親戚筋も次々に亡くなり頻繁に葬儀に出ることが多い。ここ数年はこんなご時勢で葬儀も簡略化されているが以前はゆっくりと送り出していたことをふと思い出した。
そんな中で、ある納棺師さんを遠方からお呼びして行った親類の葬儀、納棺の儀があった。その女性納棺師さんの手際の良さ、所作、言葉の優しさ、すべての行に見とれたことがある。身内が亡くなったときってその悲しみをその場では隠そうと妙にハイテンションになるもので、そういう風に脳が支持を出すんだそうで、悲しいはずなのにそれを取り繕う感じって見ててもつらいです。そんななか納棺師さんはご遺族が見守る前で優しくご遺体とそのご家族にも言葉を駆けながら装束を整え化粧を施していく、みるみるうちに生きていたころのような温かみのある顔に戻ると同時にご遺族の顔も不思議なことに緊張もほぐれ本来の悲しみの顔へそこから優しい顔へと変わっていくのを目の当たりにした。それはあの世へと送り出すという覚悟を決めていくようなそんな時間でした。素敵なお仕事をなさってるなあ・・と、もちろん人には言えないような大変なこともあるでしょうがとても感銘をうけました。
ある葬儀屋さんのお話で、自分たちは傘のようなもの、必要な時にさしていただいてあとは忘れていただくのがいいと・・あぁ自分の仕事もそんな感じでいいなと思う、痛みやつらさも良くなればあとは忘れるだけ、また痛くなったら思い出してもらえばいいだけのことだねと思います。
毎朝4~5キロを愛犬たっちゃんと歩く。台風が近づいてくるからか今朝は風がいつもと違う。なんとなく気もちも呼吸も少し荒くなっている。
ひたすら歩いてるとけっこう声をかけられたり、すれ違いざまに車の中から手を振ってくれる方がいたりして、こちらも手を振り返すんだけど後になってあれ誰だったかな・・?ということがよくあります。今週は市議会議員選挙がはじまりちょうど選挙カーが走り回っていて知ってる候補者が近くに来たなというときは横道にそれて遭遇しないように・・めんどくさいので。
今朝は帰り道、横に車が止まり「伊庄せんせ~おはようございます」とうちのクライアントさん、そのクライアントさんのお友達が先日うちにヒーリングを受けに来た。そして今まで独りで悩んでいたことを聴いてもらい共感してもらい喜んでいたということをお聞きした。それからとっても気持ちが楽になり今は元気にしてるようだ・・とお聞きした。常々自分の仕事って誰かの役に立ってるんだろうか?どうしたらもっとヒーリングが役に立てるのかということを模索しながら悩んでいるが・・(これでもいちおうなやんでます)こういうお話を聞かされるとかなり救われますね、明日からも変わらず歩き続けたいと思います。
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